ミサイル部隊の配備など南西地域の自衛隊増強に反対する集会が26日、那覇市内であった。米軍基地の過重負担に抗議する団体も加わり、主催者発表で約1600人が集まった。軍事的な緊張をもたらすミサイル配備をやめ、対話による外交の強化を政府に求める宣言を読み上げた。
集会では、沖縄の平和ガイドや戦争体験者らが思いを語るリレートークを実施。地対空誘導弾(ミサイル)部隊の配備が計画されている与那国島の猪股哲さんは「人口が少ない島で発言するのはすごく大変。声をあげられない島民のこともわかってもらいたい。恐怖にあおられず平和を創造していきたい」と呼びかけた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル